絵本愛好家のカイトウケズルです。
頭ごなしに親や周囲から「やめなさい」と言われても、どうにもやりたくてしょうがなかった。
そんな経験を幼い頃や学生時代に経験ある方も多いのではないでしょうか?
実際に行動を起こした少年の物語が「アンドルーの秘密基地」です。
読み進めた先に「懐かしさ」と大人になったぼくたちへの「メッセージ」も詰まっている絵本です。
「アンドルーの秘密基地」の見どころ
家出を決意して行動する物語の主人公アンドルーのまっすぐな姿には大人の僕をも熱くしてくれます。
物語を少し紹介
少年アンドルーはものづくりが大好き。家の中や外には彼の発明品であふれている。
しかし、家族にはアンドルーの発明品は認められるどころか迷惑がられしまい、嫌気をさしてしまう。
そして、ある日家出を決意。
住んでる村よりずっと離れたはらっぱに秘密基地をつくり、暮らし始めることに。
一方、アンドルーの家族はアンドルーがいなくなって探し回っても見つからないから大混乱。
村全体をも混乱に招いた少年アンドルー。さて、家出を契機にアンドルーと家族はどのように変化していくのでしょうか?
「アンドルーの秘密基地」の口コミ
ぼくだけじゃない、「アンドルーの秘密基地」のファンのコメントをピックアップしました。
「アンドルーのひみつきち」ドリス・バーン文・絵 千葉茂樹訳 岩波書店刊モノクロの細密に描かれた絵本。かって秘密基地をつくったおとなへ、いま秘密基地をつくりたいとおもっている子どもたちへ。懐かしがるだけ、あきらめてしまってはダメ!
— 会留府 (@ykelf) 2015年8月17日
図書館で借りた絵本『アンドルーのひみつきち』がとても素敵な本だった。
もちろん子どもは「ぼくも秘密基地ほしい!」って。
私も秘密基地欲しいな。絵の構図や緻密さと大胆さが素敵。手元に置きたい本だなあ。
— keiko (@addhumor) 2016年5月18日
アンドルーの秘密基地の対象年齢
ぼくは4歳~おすすめします。
ややお話が長いので3歳以下の子どもだと、集中力が切れてしまう印象です。(我が家の場合)
お話自体は決して難しくないので、幼稚園(年中以上)の子どもなら十分楽しめます。
おすすめポイント
・アンドルーの発明品のユニークさ
・アンドルーの秘密基地は、全ての文字にフリガナがふられ、字は大きめ
・挿入される絵が繊細なタッチで描写が細かく、見ごたえあり(全ページ)
「アンドルーの秘密基地」は大人にもおすすめ
「アンドルーの秘密基地」は50年以上も前に発売されたのにも関わらず、いまなお不朽の名作と呼び声の高い一冊です。
周囲にふりまされずに一歩踏み出すアンドルーの姿に、時を超えても胸を打たれるのが理由でしょう。
初めからあれもこれも出来やしない。
と否定的になることなく、心に正直に「やってみる」という姿勢は是非子どもに学んでほしいと思えます。
この世は興味あるもので満ち満ちている。こんな素晴らしい世界で、だらだらと人生を送るのはもったいない。
I’m interested in this world, and it’s filled.
In such wonderful world, leisurely, if, it’s wasteful to send a life.
デール・カーネギー
物語を読み終えたあとには「なにか作り出したくなる」
そんなワクワクさせてくれる絵本なので、一度読んでみてはいかがでしょうか?
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